陶芸本 越中の焼きもの
友人からいただいた本の紹介
越中の焼きもの 原始から現代まで
作者 定塚武敏
出版 富山文庫 巧玄出版
発行 昭和49年

カバー付きでハードカバーのこの一冊、昭和49年ということは今は蚊48年も前の本、ほぼ半世紀前であるは状態はかなり綺麗。
約260pのこの本、内容はというと、前半25pほどは火焔型土器や江戸時代後期のカラー写真。
その後110pほどまでは白黒写真が続く。
その後焼き物の歴史を縄文から軽く説明し、メインは越中瀬戸焼の興りへ。
越中瀬戸焼とは16世紀ごろに現代の愛知県瀬戸市から陶工を招き、広がったらしい。
その名の通り越中――富山の瀬戸焼ということだ。
その越中瀬戸焼は現代でも続いており、私自身も訪れたことがある。
かのスティーブ・ジョブスが越中瀬戸焼を気に入っていたというのも有名な話。
まあしかし、陶器、陶芸に興味がある人で何とか知っているというレベルで一般人にまで広まっているところまではいかない。
それから、
越中瀬戸焼以外にも富山で起こった焼き物の紹介がある。
越中瀬戸焼は現在の立山町だが、そこ以外の富山のいたるところで焼き物はあったようだが、現代でも続いているところはほんのわずかだ。
その後、戦後から、現代(といっても48年前)まで富山で陶芸、陶器というものがどのような歴史をたどってきたかが綴られている。
写真を見ると、絵付け、手びねり、染付、彫紋など技法や形は窯元、作り手によってさまざまである
富山の焼物だからこの技法、この釉薬が有名、というものはないように思えた。
最後に、

このようなおしゃれな習字の紙が挟まっていた。


